こんばんは、こゆきです(*‘∀‘)ノシ
今日のベランダの最低気温、8.3℃。
10℃を切るようになってきました。
今回は病気の多肉を発見してバラしたので、多肉のバラし方と希少な種類をなんとか残すための応急処置について。
たまに、下の写真のような黄色い葉がいくつかある多肉ちゃんを発見することがあります。
こういう多肉ちゃんは要観察だったりします。
葉を引っ張ってみて、簡単に取れなければそれでいいのですが、簡単に取れるものは感染症にかかっているなど、多肉の調子が悪い場合があります。
とりあえず、葉挿し用に葉を確保しながらバラしていきます。
葉の付け根(葉が茎にくっついてる部分)が黒かったり、茎が黒い場合は何かしら感染症にかかっている可能性があります。

上の写真は、先程の多肉をバラし終えたものですが、土に面している部分が黒くなっています。
ダニは同じ殺ダニ剤を使用していると耐性がついてしまうので、何種類かの殺ダニ剤を順番に使用しています。
とりあえず、根元部分と葉の付け根部分を殺ダニ剤入りの霧吹きで噴霧!
次の写真は、葉挿し用にもいだ葉になります。
葉の付け根部分が黒くなっています。
右側の写真は1ヵ月以上前に感染症でバラした多肉になります。
画像のように黒い部分がどんどん広がって、葉自体が枯れてしまいます。
秋に比較的暖かくて乾燥した日が続く年は、このように葉が黒くなる被害が出やすいです。
これがダニなのか、黒化と呼ばれるものなのかは分からないのですが、殺ダニ剤が効かないようなので、昔多肉の先生から教えて貰ったジマンダイセンを使いました。

このようにすすけたように黒くなっている株もおそらく同じ感染症です。
ジマンダイセンはさび病、茎疫病、炭疽病、べと病など、ダニも含んだ沢山の感染症に効き目のある農薬です。
何年か前にも同じような症状に悩んでこの農薬を使用しました。
ダニ太郎が効かなかったので、今回はジマンダイセンを使用しました。
ジマンダイセンは黄色い粉末の薬で、ちょっとした風などで飛んでしまうので、粉末を調合する際に吸い込まないように気をつけます。
また、ジマンダイセンはスプレーした後、多肉に跡が残りやすい薬剤なので、見た目が悪くなってしまうことがあります。
(数日でなくなるので、私はそこまで気にしません)
また、農作物用に作られた薬剤なので、少量使用する場合には1g以下の重さが測れるようなはかりが必要になります。
(おおよそ1ℓの水に対して1gを溶かします。)
関東ではダニなどの被害は毎年12月いっぱいは続くようです。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました(*‘∀‘)ノシ