おはようございます(*^▽^*)
予想最高気温37℃、予想最低気温27℃(Yahoo!天気より)
気が付いたら8月も3日目!
神奈川は8月らしい気候になりましたがめちゃめちゃ暑い(>人<;)
6月末頃に暑くなった頃の気温になりました。
6月中旬に蒔いた多肉の種子も、今年は発芽しても溶けてしまうものが多く見られます。
大きくなった多肉よりも葉の表面が柔らかい小さな多肉の方が病気にかかりやすいようで、親株サイズまで大きくなったものはこの暑さの中水やりをしなくても変化なくほとんど手がかからないのですが、実生苗は赤ちゃんのお世話をするように本当に手がかかります。
殺菌剤を散布して止まったらいいなと思いながら、天気予報を見て涼しくなる度に散布してみるのですが(今年は2週間に1度くらいのペースです)なかなか症状が止まりません。
いつもだったら播種してから1回か2回薬を散布すれば症状が止まってその後順調に生育するのですが、今年はどうも上手くいきません。
手を変え品を変え、薬剤も手持ちで使えるものを代わる代わる使ってみても、一瞬効果があったものがまた少しずつ溶けていくようなことの繰り返しです。
モリモリだった春蒔きのロメオルビンも1ポットを残して禿げ山になってしまいました。

実生の芽が溶ける現象ですが、色々な病気が関与しているようです。
今年は自分の育てている苗の観察をしていくと、うどんこ病に始まり、軟腐病のようなもの、黒腐病のようなもの、立ち枯れ病のようなもの……などなど様々な病気を繰り返し見ます。
腰水育成だったのを辞めて、霧吹きで毎日水を与える方法も試しましたがそれでも改善されず…
今年はどうしても農薬に頼った育成になってしまっています。
その農薬も気温が高くなると効きにくくなったり、薬害が出たり、高温期の使用を推奨されていないものもあり……
早く気温が落ち着いてくれることを祈るのみです。
今年は症状が出てからではなくて予防でも殺菌剤を使用してみました。
毎年植え替えをすることで根の状態を見ることも必要なのかもしれないと思いました。
韓国苗を購入してよくよく見てみると、表面に青い液体が散布された跡(おそらく散布というよりは樽か何かに浸しているのではないかと思うような跡)をよく見かけるのですが、
国内でも発送する前に一度根を洗って殺菌剤を散布した後に発送しているハオルチアの販売者さんもいて…
エケベリアの場合は粉(ブルーム)が付いているような種類もあるのであまり現実的ではないのですが、それだけ病気に気をつけている生産者さんがいるというのは自分も見習うべきことと考えました。
今年初めて使ったオーソサイド。
以前、真夏に腐ってしまうような種類には真夏にオーソサイドを少し薄めて使うのがいいよ、なんてお師匠さんからアドバイスをいただいていたお薬です。
立ち枯れ病や根腐れ病、これからの時期は炭疽病にも効果があるらしく、薬剤耐性も出にくい薬剤ということで今回大容量のものを購入して使用しています。
種子の消毒にも使われているというので、播種時の土の消毒にも使用しました。
そのおかげなのか今年は実生苗に苔が発生しませんでした。
その後説明書を読んでみると、苔の抑制効果があるのだとか。
発生初期に使用しなければならないようなので、苔が沢山生えてしまった後では効果は期待できなさそうですが、今の所実生苗に使用しても薬害などの不具合はありません。
小さな苔であればほとんど影響はないのですが、大きな苔は実生苗を持ち上げたり日照を奪って成長を阻害するので、今後も播種の際には忘れずに使用していきたいと思います!
関東南部は明日から少し涼しくなるようです(*^▽^*)
高温で少し弱っている多肉ちゃんたちに水やりをしながら過ごしたいと思います(*^▽^*)