こんにちは(*^▽^*)
予想最高気温34℃、予想最低気温26℃(Yahoo!天気より)
暑い!と言っても、少しずつ暑さの質も変わり、昼間にベランダに出ても少し体も動くようになってきました。
数日間、最高気温が30℃を下回る日があり、念入りに枯葉取りをしながら殺菌剤と殺ダニ剤を散布しました。
数年前にはブログなどで殺菌剤の散布後に多肉が死んでしまった事例もあり、農薬の散布は気温や日照などとても気を遣っています。
説明書などをよくよく読んでいるとジマンダイセンやダコニール、ダニ太郎は特に高温期の使用が推奨されていません。
今回は久しぶりにジマンダイセンとダニ太郎を散布してみました。
ジマンダイセンは黄色い薬剤ということもあって、アガボイデス系はちょっとドキドキする色味になりました(笑)
この時期の多肉たち、ちょっと体調が悪い時には色が少し黄色っぽくなるので、あ、やってしまったかも!と思って一度通り過ぎた後振り返り、手に取って、ああ、大丈夫とほっとして作業に取り掛かりました。
ジマンダイセンの色味でハラハラ。

殺ダニ剤効果もあるサンヨールにしておいた方が良かっただろうか…
それでもダニっぽい苗もあったし、卵にも効くダニ太郎を使いたかった…
なんて独り言を言いながら多肉パトロールをしました。
殺菌剤や殺ダニ剤は混ぜて使う人もいますが、私は基本的には単独で使っています。
そして農薬も薄めたものはなるべく使い切るようにしています。
時折、推奨されている量よりも薄めて使ってる!とか、適当に薄めているという人もいるのですが、
濃すぎれば薬害が心配だし、薄めすぎると薬剤耐性菌や耐性ダニの発生も助長してしまうと思います。
なるべくきちんと量をはかって散布するといいと思います。
元々大学病院で働いていたこともあって、消毒薬などを薄める際には規定通りに!と色んな方から説明がありました。
特に病院で心配されるのは多剤耐性菌の存在です。
消毒薬を薄く作成すると殺菌しきれないばかりか耐性菌を生み出してしまうことがあります。
農業の現場ではそこまで厳密に薄めることもないのですが
(農薬の希釈倍数などを見ていても、1000〜2000倍とかかなりざっくりなものもありますよね)
最低でも推奨されている希釈倍数は守る必要があると考えています。
熱低bだったものは今朝台風に変わり、ここ数日は台風対策もしながら多肉事をしています。
今週は37℃予報の日が続くので、どうかこの1週間は普段しない人も是非遮光をしてくださいと書く予定だったのですが、台風が来るためか凄い風で遮光出来そうにありません。
昨日は午前中は遮光したのですが、多肉に引っかかって遮光に使っていた不織布が破れてしまう始末…(・Д・)
小さい苗は棚の奥に入れるなどの応急処置を施して直射日光に当てておくことにしました。
ちなみにこの連日の酷い暑さの時に遮光するといい理由は、夏の暑さで多肉が疲れてしまって、涼しくなった後に亡くなってしまう数を減らすことにあります。
株がまるで疲れたように、暑さの中ではシャンとしていたものが、涼しくなった途端に枯れてしまうこともよくあります。
涼しくなったせいで菌が回りやすい温度になって死んでしまう…というのが実際のところだと思うのですが、同じような場所にあっても病気になる苗、ならない苗があるのは苗がどれだけ元気かというところにあると思います。
環境もあるのでどれくらいとは細かい数字は言えないのですが、多少でも良いのでダメージを受けやすい時期には遮光をお勧めしたいです。
(曇っていたり、強風で遮光シートが煽られて苗が傷付く場合には遮光はやめてください)
今日は台風対策でベランダの多肉たちにひたすら水やりをします。
数年前に台風の突風で実生苗のトレーがひっくり返ったことがありました。
室内に入れないものは飛ばないように(私は水をやって鉢とトレーを重くします)、
植え替えをしたばかりの苗や葉挿し、実生苗は飛びやすいので室内に入れて、
台風を乗り切りましょう(*^▽^*)