おはようございます(*^▽^*)
毎年、やろう、やろうと思って子供の自由研究用の実体顕微鏡を買ってから早3年。
今年こそは…!今年こそはハダニを探そうと思っていました。
⚠︎このブログのページでは、最後の画像にダニが出てきます。
どうしても虫の画像を見るのは苦手な方は途中で引き返してください。
昨年、インスタでとある方がハダニと思われる苗をいくつか検査に出してくださったようで、
その苗からはハダニや病気は出てこなかったという結果を目にしました…
私自身もこのブログでハダニの予防を呼びかけていたこと、
毎年春先に殺ダニ剤の散布をしていたこともあって、衝撃を受けました。
確かに、これまでダニの被害を受けた記憶もほとんどなく…
(アガボイデスhyb、アガボイデス系の品種も少なかったので)
え、私が毎年していた殺ダニ剤の散布は、実は無駄だったのか…!?
と思い始め、今年は1度も殺ダニ剤の散布をしていませんでした。
昨日のこと。
ふと、ベランダで苗を探していると、黒くなっているchihuahuaensis Yecoraを発見。
ここ数日、台風などの影響もあって周りの苗が少し徒長する中、黒く焦げたようになっていることに気がつきました。
すぐ隣に背の高い苗があり、どちらかというと日陰になっているのにここ数日で横の葉が焦げるのはおかしい…
そして真っ黒になっている葉をよくよく見てみると、白い粒があり…動いたりはしないんだけど、なんか…いそうな気がする!!…え?ゴミ??
ということで、3年も延ばし延ばしにしていたハダニ探しをしてみることにしました。
写真の青い矢印で書いてある部分から採取したものがこちらです。
プレパラート(と呼んでいいものかちょっと謎ですが)を作成し、探してみたらおりました。
100倍(タブレットで撮影するときに更に少し拡大しています)で撮影したものです。
肉眼でもうーん?分かるかな?くらいの大きさで、砂がついたと言ったらそうかも知れないと思うような大きさです。
左側は1匹、右側は2匹恐らく頭が上下逆で背中合わせでくっついているような状態になっています。
自分でもダニ探ししてみたい方のためにやり方を書いておきますね。
私が購入したのは、2500円くらいの、レイメイという子供の学用品を販売しているメーカーの実体顕微鏡です。
スマホで写真も撮影出来る!子供が外に持ち出して観察出来る!
というのがウリの商品です。
理科の授業で使っていた顕微鏡と比較すると、挟み方とか光量の調節、撮影するまでにちょっとコツが欲しいかなと思いました。
数日前にもちょっと怪しい葉を見つけて、葉をもいでダニ探しにチャレンジしたのですが、葉に厚みがあって、葉の組織まで透過してしまい、葉脈などが見えて情報が多く見つけることが出来ませんでした。
葉を何度も挟み直したり、厚みによって毎回ピント調節をしたりという作業もあったので、簡単にするためにプレパラートを作成する作戦に変更。
そのへんにあったセロハンテープで、いる!と思った部分にぺたっと接着させて、そのへんにあった名前札に貼り付けての観察となりました…
名前札をちょっと動かすだけで広範囲を探せるようになりました。
スマホと連結すると高さ調節が大変なので、先に程よい高さの箱を用意しておくといいと思います。
ハダニ以外にもくるくる葉の上で遊んでいる、少し大きいダニ(恐らく分解者のササラダニで無害です)も沢山いるようです。春先、曇りの日とかちょっと暗い時間帯に見かけるのが多いかな。
今年は殺ダニ剤を散布していないので、他にもダニの被害にあった苗を探してみます。
アガボイデスのような艶々したタイプにつくと聞いていたので、Yecoraのような粉のあるタイプについていてびっくりしています。
黒いからといって全部が全部ハダニではない(暑さによる細胞の壊死や、焦げもあるようです)ので、こういう模様の時はダニいるかも!って分かるように、いくつか紹介出来たらいいなと思っています(*^▽^*)