来年度の交配について考える

来年度の交配について考える

こんばんは(*’▽’)ノシこゆきです。
今日も朝晩は冷え込みました。明日は、関東の平野部でも雪が降るのだとか。雪に当たると弱いので、不織布やビニールを掛けてあげるといいですよ。
多肉も冬になると、夏の姿から少し小さく、肉厚になります。
ぎゅうぎゅう、可愛い多肉ちゃん。

ハッピー

自宅にはブルーミニマとハッピーという、そっくりで見分けがつかない多肉ちゃんが存在しています。どちらも同じように群生しやすくて、ミニマの交配種なんだろうな、という姿をしています。
プチプチ小さな多肉ちゃんが沢山存在しているのも可愛いですね♪

現在、来年度の春の交配の計画をたてています。
まだ、どの種類が花を咲かせるかなんて見通しは全くつかない状態なのですが、色んな方の交配多肉を探し歩いて、これとこれでこんな苗が出来上がるのね~という風に組み合わせについて考えたりしています。
また、自分の手持ちの個体(母とか父とか)に番号をふったり。
特別紅葉する個体に印をつけたり。

実生は、何か1つ面白いものを作れたら、勝ちだと思っています。
次の写真は、昨年度の交配で出来た多肉ちゃん。
(霜椿×リスタルゴ)×チワワエンシス。

これが沢山出来たら面白いだろうなと思っている交配種に限って、あんまり数が出来ないと言うけれど、チワワエンシス交配は結構難しいのかもしれない。この写真の苗も、結局2つしか出来ませんでした。
特に、チワワエンシスは父親としては使える株はいくつもあるけれど、母親として使える株とはあまり出会うことが出来ない。父親として使えると分かった株は、花粉を採取して冷凍保存をし(私は花に関しては毎年咲かせることが困難なので、どんな株でも必ず花粉を採取して冷凍保存しておきます)この株は親として使える!!と分かった種類は、葉挿しをして増やしておきます。

実生の個体差が面白くて、毎年ラパスを種から育てています。
大きいものが去年の実生苗、小さいものが今年の実生苗になります。
たったこれだけの量を見比べてみても、葉の色や幅、爪の雰囲気に至るまで、様々な表情をしています。
自分で実生をしてみる面白さって、こういう所にあるのかなと思っています。
また、実生が出来るようになると、安く沢山の株を作ることが可能になります。沢山の株の中から自分好みの苗を選ぶことが出来るのも、実生の良い所です。

次回から実生の話をしていきたいと思います(*’▽’)ノシ