ここでは、多肉植物を育てていく中でよく目にする病気や使用している薬剤について書いていきます。
特に二十四節気の啓蟄を過ぎた頃から、ダニやカイガラムシなどの小さな虫が植物に付着するようになってきます。
多肉植物を綺麗に保つために知っておきたい、多肉植物の病気について紹介してきます。
多肉植物の主な害虫
多肉植物を育てていて、病気にかからずに育てる事が出来ればいいのですが、様々な要因で多肉の成長が阻害される事があります。
・鳥害…野鳥に多肉を食べられたり、多肉の鉢を倒される事があります。
→植物の側にに紐やネットを張る事で予防できます。
・虫害…虫に葉を食べられたり、汁を吸われたりします。
バッタ、カメムシなどの成虫による食害
イモムシ、夜盗虫、コガネムシの幼虫などに根を食べられることも。
他にもアブラムシやダンゴムシ、アザミウマ、ハモグリバエ、ダニといった害虫がいます。
・細菌類…さび病、炭疽病、うどんこ病など
・ナメクジ、アリ、ハチなど直接害は及ぼさないけれど、不快となる害虫
多肉植物の病気を持ち込む原因
害虫を持ち込むには様々な原因があります。
・購入した植物に付着していた(一見綺麗に見える植物でも卵などが付着している場合も)
・風などで病気になった葉が飛んできた
・ピンセットやハサミなどの器具を介して
・汚染された植物を触った手で他の植物を触ったなど、人の手を介して
などがあります。
感染を広げないために
・病気を早期発見出来るように、感染症や害虫について知る
・自宅に新しく植物を導入するときにはよく観察する
(感染していると思われる植物は極力持ち込まない)
・植物用の薬をいくつか用意しておく
・器具の消毒をする
感染した植物に使用する薬剤
・虫が付着しないような薬剤を予防として使用する
→オルトランDX
→春先の殺ダニ剤の使用など
・虫や細菌が付着してしまった際に殺虫剤、殺菌剤を使用する
→主にダニに対する殺ダニ剤
→さび病、炭疽病(植物の)、うどんこ病など