土の再利用と夏の成果

土の再利用と夏の成果

こんばんは(*^▽^*)
2021年10月10日(日)
予想最高気温26℃、予想最低気温18℃(Yahoo!天気より)

朝は曇って少し雨も降った小雪地方でしたが、昼間は晴れてとっても暑くなりました(*^▽^*)
暑いのもどうやら明日まで…?と、天気予報を見ながら思っているんですけど、その通り行くでしょうか…。
最近暑い日が続いているので、多肉事は植え替えた土の残りをふるいにかけて熱湯消毒をしています。
植え替えた後の土を使い回すのは、病気もあるかも知れないし、微量原素も少なくて多肉の育ちもそんなに良くないんじゃないの?
なんて思ったこともあったんですけど、何クールか使っているうちに、新しい土を使った場合と比較したメリット、デメリットなども見えてきました。
以前、土のリサイクルについての方法をこちらで紹介しているんですけど、実生で土を熱湯消毒するようになってから、古い土も熱湯消毒をするようにしています。

一度、目の荒いふるいにかけて、大きめの石(底石として使ったもの)や根、枯れ葉、大きめの木の屑などを取り除きます。
それから目の細かいふるいにかけて、鹿沼土の細粒や軽石の細粒よりも小さい物はふるい落として、中間の物だけ残します。この残った中間の大きさのものを繰り返し使用していきます。
それから黒ポットに台所用ネットをカットしたものを敷いて、残しておいた土(小石部分だけ残ります)を満たしてトレーに入れ、ポットごとヤカンなどで沸かしたお湯をかけて熱湯消毒していきます。
意外と黒いビニールポット(ポリポットなどの商品名で販売されています)は熱湯に耐えてくれます。
他にも100均のトレー付きのザルなども消毒に使えます。
その後、ビニールポットごとザルや細かい穴が開いた育苗箱などに入れて乾燥させていきます。
晴れた日には1週間くらいで乾いて使えるようになります。
最終的にはサラサラの砂(小石)が出来上がります(*^▽^*)

これにいつも使っているコーナンの野菜と花の培養土を半分くらい混ぜて使っているんですけど、古い土を使い回す場合には、肥料を普段より多めに入れるようにしています。

実はずーっと育てるのが苦手な種類のエケベリアがありました。
黒爪ザラゴーサとトリマネンシスです。
苦手意識があるので、見付けると2号サイズの鉢で購入してくるんですけど、上手な人は子吹きさせられるのに私はどうしても増やすことが出来ません。
なかなか根の張りも悪く、毎回小さくなってしまいます。

それが今年はどちらも大きくすることが出来ました(*^▽^*)

プレステラ90サイズにスカスカで、秋になったら植え替えなければいけないなぁと春に思っていたんですけど、プレステラ90サイズにちょうどいい大きさになってくれました。
根も良く張っていて、葉の調子も凄く良さそう。
さて、一体何に関して昨年までと違う条件で育てたかと考えてみたところ、
昨年秋にふるいにかけた土を使い、古い土だったので栄養分が少ないと思い、肥料を沢山使いました。
それ以外にも春から液肥を月に1度あげていて、今年は春から現在にかけてお世話に肥料を沢山あげていました。
他にも、置き場所を少し変えたので、昨年より日光が当たる量は少なかったのではないかと思います。

トリマネンシスも上手く育てることが出来ずいました。

何年も家で育てているのに、どんどん小さくなってしまって花を咲かせたことがありません。
子吹きをすることもなくて維持をすることに精一杯で…とにかくどんどん小さくなってしまうので、保険で1つ昨年秋に華いたしました(写真左)。
出来たら交配もしてみたいし、株が大きくなったら…と、ダメ元でトリマネンシスにも肥料を沢山与え、黒爪ザラゴーサと同様に月1回液肥を与えてみました。
日当たりはどちらも昨年と同様、1番日当たりのいい場所にいました。
夏を越えて、今年はいい感じに一回り大きくなってくれました。

黒爪ザラゴーサもトリマネンシスも、実はこれまで肥料不足で大きくなれなかったのではないかと疑っています。
日当たりや肥料を添加する量など、黒爪ザラゴーサとトリマネンシスについては少しコツを掴んだような感じがしています。
その一方で、実生の小さな苗は肥料を添加しすぎているのか、土の表面に苔のようなものが生えてしまっています。
実生苗は新しい土を使っているので、肥料過多になってしまったのかも…
うーん、難しいですね(><;)
このまま肥料は月1回水やりをしながら添加していく予定でいますので、また来年の春に花の咲き具合を見て、多肉ちゃんの育成に必要な肥料の量など考えていけたらと思っています。