種子から多肉を育てるということ

種子から多肉を育てるということ

おはようございます(*^▽^*)
2022年2月8日(火)
予想最高気温10℃、予想最低気温0℃(Yahoo!天気より)

2月4日に立春を迎え、公園の河津桜がどれくらい咲いているかを見に行きました。
1つ、2つ、ぽろぽろと濃いピンクの桜がちょうど咲き始めた所でした。
今回は友人がKoehresの種子を購入するというのでそちらに便乗させてもらって購入しました。
現在検疫中で、あと2週間くらいで到着するとのこと。
1月に入ったあたりから種子の注文が一気にきたのか、短期間でKoehresの種子リストの更新が複数回ありました。
世間では植物ブームの高まりもあって、種子を購入する人が増えているようです。
colorata,Atemajac
colorata,Lindsayana
chihuahuaensis,Yecora
chihuahuaensis,Ruby Blush
juliana,Rio Piaxla
などなど人気の高い種子は現在売り切れているようです。
Koehresの種子は一度売り切れてしまうと再度販売されるまで時間がかかることが多い傾向にあるので、次回販売されるのはまた秋口(8月頃)になるのかなと思っています。
(今では希少になってしまった種類が不定期でちょろっと販売されることもあるようですね)

種子から多肉植物を育てる楽しみを共有できる人が増えてとても嬉しいです(*^▽^*)

2020年に播種した
ラパス(最近はラパスグアナファトと呼ぶようになったようですね)や
イエコラ(最近はジェコラと呼ぶようですね)も、
今年は花芽を上げるつもりのようで、花芽を準備してくれています(*^▽^*)
昨年も少しだけYecora同士の交配をしたんですけど、今年は思いっきり出来そうです。

Koehresから購入した種子から多肉を育てると、同じ種子の袋からも様々な顔をしたものが生まれます。
私はLa Pazに対する憧れもあって、まだhalbingeriに分類されていた時のLa Pazも播種しています。
ラパスはここ数年で分類や名称が何度も変わってきている種類でもあります。
その上、同じ年に購入した同じ袋から出てきたものでも、下の写真のように個体差が出てきます。
たった1袋の種子からこんな風に沢山の顔が出て来てくれるのは嬉しいですよね。
Koehresのホームページからギャラリーの写真を見ていくと、色々な顔を見ることができます(*^▽^*)

世間一般的に言う所の、見本のようなラパスは下段中央でしょうか。
1年育てた段階ではほとんどの個体があまり大きな差は見られないんですけど、2年ほど育てることで特徴がよく現れてきます。
Koehresでの種子の採取や選別の過程で全く別の種類が混入してしまったり、交配が行われていく中で昆虫によって全く別のものと交配されてしまうこともあるようです。
それでも、下段左のような一際色が濃い、毒々しいラパスも個体差として面白いなと思っています。

実生で育てられた多肉植物は、葉挿しから育てられたものと比較して多少葉が柔らかい特徴があります。
その中でもラパスは特に柔らかいので、水分が多い状態だとパキパキと葉が折れやすく、葉挿し用の葉が採取しにくいです。
植え替えの時に下の葉から下に向かって丁寧に剥がしていくような感覚でもいでいくと上手くいきやすいと思います。

ラパスは、我が家の環境では、スリットが入ったプレステラよりも黒ポットや八角プラ鉢の方が上手く育つ傾向にあります。
コロラータはスリット入りのプレステラで乾き気味に育成するのがいいのですが、ラパスは一緒のトレーで育てるとどうしても小さくなってしまうようです。
水を多く必要とする種類なのかも知れません。

多くの多肉たちが花芽を上げ始め、さぁいよいよ交配の季節がやってくるぞとわくわくしています(・∀・)
こんなに美しい多肉たち、1年のうちで1番美しい姿を目に焼き付け、カメラとここのブログに収めていきたいと思っています(*^▽^*)

そろそろ実生の季節なので、新しく実生を始められる方のためにこゆきさんちでの実生の方法などをまとめているページを置いておきます(*^▽^*)
使っている土や、使った土の比較検証した実験などもまとめてありますのでこちらから是非読んでみてくださいね(*^▽^*)