選抜することの難しさ

選抜することの難しさ

こんばんは(*^▽^*)
今日のベランダの最高気温は25.8℃
予想最高気温26℃、予想最低気温16℃(Yahoo!天気より)

こゆき地方の今日の天気は気持ちの良い秋晴れのち、曇り。
午後から厚い雲に覆われて、日光はベランダ全部には届かず…
それでも昨日、今日の気持ちの良い天気のお陰で、多肉たちは可愛い爪を取り戻しました(*^▽^*)
台風に備えて沢山お水を吸っていた鉢も少しは乾いたかな。
お日様も乾いた風も本当にありがたいです(*^▽^*)

春と秋は、いつもだったら1週間に1度水やりをしているんですけど、
今年は1週間に1度はちょっと水分過多になってしまうように感じています。
ラウィやラウリンゼといった肉厚系の多肉ちゃんは2週間に1回くらいかな。
我慢させて一気に水を吸わせた方が肉厚になりやすいです。

リラシナ×チワワエンシスです。
2018年に交配して作った苗です(*^▽^*)
チワワエンシスのように成長点がなくなってしまうもの、葉が少し丸くなるタイプのもの、写真のように葉が薄くてリラシナっぽい形のもの、色々出来ました。
夏の間も色が消えず、綺麗な姿を維持していました。

2019年10月・11月の姿です。
(紹介しているブログはこちらこちら

この時はまだあまり個性がなかったリラシナ×チワワエンシス。
昨日のブログでも最近始めたこととして、交配苗の選抜について書いたんですけど、
1人で苗を選ぶとなるとなかなか選びきれないところがあります。
それでも交配した中から自分が好きなものを選ぶという段階まで来たんだなぁと。
自分の成長を感じています(*^▽^*)

交配をしてそのうちから苗を1つ選び、その苗を増やして販売している生産者さんの話を聞いていると、苗もただ自分が好きなものを選ぶだけじゃダメなんだな、と思っています。

選抜する株として気を付けていた方がいいと感じたのは、
・苗が綺麗でも不稔と呼ばれるもの(交配しても子孫を残せないもの)は選抜としては不適当
・色がとても綺麗で交配には優秀でも、その株が世に出せない場合は、選抜株として不適当な可能性があること
・葉挿しで簡単に増やすことが出来ないもの
です。
病気に弱いものも選抜からは避けた方が良さそうですね。

(↑8月30日に撮影したリラシナ×チワワエンシスについて書いた記事はこちら。)
この株もとっても可愛いのでいっぱい増やしたいと思っています。
まだまだ小さいので葉挿しには向かなさそうですね。とりあえず植え替えをして見守っています。
大きくなるうちに思っていたフォルムとは違うものになってしまったりもあるので、候補もいくつか残しておいた方が良さそうです。

同じ交配式の多肉でも、生産者、親株、育成環境によって生み出される多肉は違うということを身をもって感じるようになりました。
同じ名前で購入する多肉でも、微妙な顔の違いにまでこだわるようになったというか。
リラシナにもチワワエンシスにも微妙な顔違いがあるんですよね。
親株にも1つ1つ拘って、自分にしか出来ない苗を今後作って行けたらいいなと思っています(*^▽^*)