黒爪ザラゴーサを調子良く育てる

黒爪ザラゴーサを調子良く育てる

こんばんは(*^▽^*)
今年は黒爪ザラゴーサ、ザラゴーサspノバを夏の間も調子よく育てることに成功したので、メモがてらこんな育て方しました!!と紹介していきます。

私にとって黒爪ザラゴーサは実はあまり得意な種類ではありません。
昨年も1株、親にしていた大事な苗をダメにしてしまったし、増やす時も葉挿しがほとんど。
私が育てている黒爪ザラゴーサのうちの1つは、もう5年以上育てているのですが、買った優木園さんのゲムーラは枯らしてしまったりして相性の良くない、苦手意識の大きな多肉ちゃんです。
友人は苗に沢山子供をつけていて、ああ、黒爪ザラゴーサもこうやって増えるんだ…と、自分の苗を見てとにかく悲しくて。
特に9月くらいには葉の付け根が煤けたようになり(すす病なのかな?)、小さくなって死んでしまうことが多々ありました。
(多肉の葉の付け根、特に下の方の葉から黒い小さな点が沢山出てきて、そのまま上の方まで黒い点が上昇していきます。黒い点が沢山出てきた葉はゆっくり枯れていきます。下葉が沢山枯れているような多肉を見付けたら疑って、殺菌剤をヒタヒタに散布すると止まってくれることがあります。)

昨年はハイポネックスを春に数回あげて、日光当たり具合を調節。
日光を当て過ぎが良くないのだと疑い、遮光率を上げて対応しました。
特にうどんこなどの病気にはならず、夏の終わり頃まで元気なんですけど、秋口にどうしても調子を崩してしまいます。

今年は交配が終了してから、親株に肥料をあげることにしていました。
普段使っているハイポネックスに加えて更に窒素肥料(硫安)を添加。
どれくらい必要な種類なのか分からないので、恐る恐る量を調整しながら5g/10ℓを水やりのたびにあげました。
我が家は底面給水であげていて、肥料が多すぎた場合は植え替えるしか術がないので、とにかく薄めに作って様子をみながらあげてみることにしました。

はい、その結果、こんな風に育ちました(*^▽^*)
9月上旬に撮影した写真になります。左が黒爪ザラゴーサ、右がザラゴーサspノバです。

夏の間も水やりを怠らなくても小さくなってしまっていた、黒爪ザラゴーサ。
今年は大きく育てることに成功しました。
子吹はしていないものの、こうやってすくすくと健康に大きく育ってくれるだけでも自分の中では大成功です。

ザラゴーサspノバはまだ育てて2回目の夏だったのですが、小さく沢山子吹をして育つようなイメージのあるノバをかなり大きく育てられたんじゃないかしら。
ザラゴーサspノバは、右下を日光の少ない場所で育てています。
白い八角プラ鉢と左下の苗は、強日光に当てて育てました。
葉幅も狭いままです。
(おらいさんから購入した時の苗の画像はこちら。一般的なザラゴーサspノバのイメージってこっちなんじゃないかしら。)

苗の大きさや、出立ちなんかは育てる人の好みもあるので、こう育てるべき!みたいな風には言えないのですが、新しい可能性というか、今まで上手く育てられなかったという方には是非真似してみて欲しいです。
ちなみに日当たりは、真夏の間はほんの一瞬だけ(30分くらい?)直射日光に当たるような環境です。
洗濯物の影になります。
正直、こんなに日光に当てなくても大丈夫なのかな?と思いながら挑戦してみました。
いとうぐりーんさんの苗は買ったばかりで、土がカッチカチでしたが植え替えもしていません。
それでも、窒素肥料入りの水は吸ってくれた様子。

秋が来たら植え替えよう!と思ってたのにやってなかった(笑)
これからやってきます(笑)

今年はよく窒素肥料を与えました。
今は花芽を出してもらおうと親株は与えてないんですけど、どういう影響が出るのか、楽しみに春を待ちたいと思います(*^▽^*)